上映記録

 2003年2月23日 プラネット映画祭2003
 2003年6月21日 Short Shorts Film Festival 2003大阪特別プログラムへ 


<プラネット映画祭2003編>
会場/大阪・プラネットステーション


 2003年2月23日、日曜日、大阪来日。 

 
『おむかえ。』を初めて多くのお客さんの前で上映することになったこの日、
 大阪は私を晴天で迎えてくれた。
 自分の事となると脳が膿んでくる私はこの上映会を「LIVE IN OSAKA 2003」と勝手に銘打った。
 TOKYOからOSAKAにリア・ジェットに乗って来日した気分になりたかったからだ。

 会場は森ノ宮にあるプラネットステーション。
 ボランティアスタッフの皆さんが上映会の進行を丁寧に説明してくれた後、
 映写時のカラーチェック、サウンドチェックと進む。
 大型ビデオプロジェクターでの映写で画質は良くは無いが、私はこの画調は結構好きだ。
 DVで撮影されたトーンが荒れて妙な深みが生まれていい。
 音量は怒濤のエンディングにピークを合わせた。

 カメラマンのはやしまことさんもわざわざ東京から駆け付けてくれた。
 やさしく、おおらかなカメラマンは上映会開始までの時間をニコニコ顔で私と過ごしてくれた。


 
まな板の上に乗っかれ!

 
上映会が始まった。お客さんの数はざっと見たところ250程か?ほぼ満席。
 3日間の上映会の最終日、10本上映される中で『おむかえ。』は9番目。
 CGアニメ・特撮もの・ドキュメンタリー・活弁もの・ドラマ。とジャンルは様々。
 各作品の監督達が自分の作品の上映前に舞台に上がりインタビューを受けるという進行。
 自分もあそこに立つのかと思うとワクワクした。
 映画祭委員長・河野さんにお願いして、私は上映後にインタビューしてもらう事にした。
 映画がウケれば拍手で迎えられるだろう、スベればお義理のパチパチという音が聞こえて来るはずだ。
 上映してコケようがスベろうがお客さんの反応を自分の肌で感じる。それがこの上映会に来た理由だ。
 私はTOKYOからまな板の上に乗っかりに来日したのだ。


 
STRT-おむかえ。-ME UP!

 大阪在住の友人、甲斐君とコーイチ君が観に来てくれた。照れる。
 いよいよ『おむかえ。』の初LIVEが始まる。ワクワクはピークに達した。
 始まった瞬間、音量がサウンドチェックの時よりかなり小さい気がした。
 後で聞いて理解できたが、会場にお客さんの入っていない状態と満席状態では音が衣服に吸収されて
 小さく聞こえるらしい。今後の上映での参考にしよう。
 
 『おむかえ。』は始まりから2分弱で最初の”ツカミ”を仕掛けてある。
 お!笑った。OK、OK。笑かしたぞOK。その後は暫く静まり返っていてほしい。、、、OK。
 お!来た来た、アレが来た。お!結構ウケてるぞ。OK。
 おゃ?、、、うーん、、、、
 おぉ!いーじゃない、、、結構いーじゃない、、、、

 と、思っている間にエンディング。キャストのクレジットが出た瞬間、会場は拍手でつつまれた。
 嬉しい。相当嬉しい。普段見る人の反応を肌で感じる事のできないCMディレクターにとっては
 趣味の自主制作々品のエンディングに拍手をもらえたことは表現する事が出来ない程の喜びだった。
 ご覧下さった皆様。映画祭スタッフの皆様ありがとうございました!


暖かい拍手にニヤける。

 
プラネット、その後。
 
 
私は、カメラマンはやしさんにお願いして上映時のお客さんの反応をスクリーンと共に
 ビデオで撮影していた。『プラネット映画祭LIVEバージョン』だ。
 この作品はコメディ・タッチなので観客の反応が笑いとなってダイレクトに表われる。
 自分が面白いと思って作ったモノがどう受け止められたのかを冷静に判断する為の重要アイテムだ。

 数日時間を置いてLIVE版を見てみると様々な問題点が浮き彫りにされた。
 映画のリズム、テンポ、グルーヴが自分の目論見と観客の間でズレを起こしている。
 暖かい拍手で迎えられた上映ではあったが、甘んじていてはいけない。
 『おむかえ。』は、まだまだ完全ではない。再編集、修正しなくてはならない。
 プラネットでの観客の反応に合わせてそれをブラッシュ・アップするのではなく、
 あくまでも自分の最初の目論見に磨きをかけるのだ。
 いい歳をこいたオッサンには時間があまり無い。『おむかえ。』と一緒にもっと成長だ。

2003年6月21日 Short Shorts Film Festival 2003大阪特別プログラムへ

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